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初学者が独学10日間で基本情報技術者に合格する勉強方法と参考書

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数年前、まだ大学生だった頃に内定先の取得推奨資格に基本情報技術者の資格があったので、基本情報技術者の試験を受けることになりました。

 

今ではIT系のシステム導入だったりと担当を行うコンサルタントという職業ですが、当時のITの知識はマイナーなプログラム言語をかじる程度学んでいるくらいで、ほとんど専門的な知識はないに等しい状態からのスタートでした。

 

今回は、そういった初学者が10日間で基本情報技術者の試験に合格するための方法を紹介しようと思います。

ちなみに、試験結果は、午前午後ともに8割の得点率で合格でした。

 

勉強時間について

一般的に、基本情報技術者の試験のための勉強時間は、初学の状態から200-300時間と言われています。

しかし、社会人ともなると、一日3時間勉強時間を確保したとしても100日、結構長いですよね。

(ちなみに、資格取得で有名な大手で、この資格の取得をするために勉強しようとすると、受講料金はだいたい10万円かかるようです。)

 

そこで、なんとか短い時間で(かつ低価格で)合格できないかと考えた結果、確立した方法が以下の方法です。

この勉強方法だと、受験勉強もしくは業務を通してアルゴリズムの考え方が理解できていれば60時間、そうでなければ80時間と考えていただきたいと思います。

投げ出さずに本気でやれば、専門学校に通わずとも独学で必ず突破可能な易しい試験だと思っています。

ただし、普段から何も勉強する習慣のない人がいきなりこの時間で合格できるか、というと正直、少し怪しいです。

しかし、勉強方法として効果があるのは確実なので一読していただけるとご参考になるかと思います。(この勉強方法は、東大合格の礎となったからです。)

 

 

基本情報技術者試験について

基本情報技術者の資格は国家資格で、試験を主催しているIPAのホームページによると、受験対象者は

高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者

と定義されています。

ITの一般的知識がありますよ、ということを示す資格ですね。

IT系の会社だと、新卒に求められる資格としても割と人気があるみたいです。

 

独学の難しさはどこにあるか

私は高校卒業時の大学入試では合格することができず、その時に河合塾に通って浪人することになりました。

大学入試という試験に対して独学という道は選ばなかったわけです。

浪人する人の中には独学という道を選ぶ人もいるのですが、独学というのは試験が難化すればするほど険しいみちになります。

 

少なくともこのページを読んでいる方々というのは、基本情報の資格を取るに当たって独学を検討していらっしゃると思いますので、個人的に感じている独学の難しさをいくつか上げてみようと思います。

ですが、安心してください、基本情報技術者は独学で乗り越えられない壁ではありません。

 

  • ペースメーカーは自分自身
  • 分からないところは全て自分で解決
  • モチベーションを産み出すのも自分自身

 

これが個人的に感じている独学の難しさだと思います。つまり、裏を返せばこれらの難しさを全てクリアできれば独学でも試験を突破できるということです。

もう少し詳しく説明しましょう。

ペースメーカーは自分自身

予備校のようなところに通えば、カリキュラムというのを予備校が立ててくれますね。試験日に合わせて逆算したスケジュールで分野を小分けにして授業を展開してくれるわけです。

ところが独学となると、このスケジュール管理を自分自身でやらなければなりません。このスケジュール管理というのは、旅行のスケジュールと同じようにある程度柔軟性を持たせなければなりません。確保していた予定通りに勉強時間を確保できるとも限らず、また予定していた時間内で理解できないことも多々あるわけです。

こういった柔軟性を持ったスケジュールの管理が大変重要です。

分からないところは全て自分で解決

これはすごくイメージしやすいと思います。独学ということは、先生は参考書になるわけですから、分からない時に質問することができないのです。

この制限の中で取りうる選択肢は大きく2つで、

  1. 分かりやすい参考書を選ぶこと
  2. 分からない時はGoogleでうまく検索すること

この2つです。この2つ、とくに2つ目のGoogle検索は重宝するので、諦めずに検索してみてください。

モチベーションを産み出すのも自分自身

浪人していた時は河合塾の友達と息抜きに買い物に行ったり、飯を食ったり、勉強している友達をみて焦ったりと、刺激を外から得る機会があったので、自分自身でモチベーションを管理することが容易でした。

一方独学ともなると、そういった刺激を得る機会というものは圧倒的に減ってくるのです。

ここで重要なのは、目的意識です。何のためにこの勉強をしているのか、ということをしっかり考えなければ、勉強は三日坊主になりがちです。

三日坊主になりやすい方は、私もそうですがモノから入るのもオススメです。とりあえず参考書を買ってみる、みたいな行動ですね。私はよくモノから入って出だしのモチベーションをコントロールしています。

 

合格までの勉強方法

一般的に200時間程度の勉強時間が必要とされているこの資格に60時間で合格するために行った勉強方法を紹介していきます。

 

なお、先ほども申し上げましたように、ここでは基本情報技術者試験について記載していますが、ある程度の一般性を持った書き方になっているので、大量の情報をインプットする必要がある場合も参考にしてほしいです。

 

①試験形式の把握

敵を倒すためにはまずは敵を調べて弱点を分析する必要がありますよね。

具体的には、試験時間、出題形式、出題傾向の把握を行い、以下のことを意識しました。

 

  • 試験時間は午前120分、午後120分
  • 出題量、範囲が多い
  • 午前用の基礎知識は午後試験に応用できる
  • 回答は午前午後ともに記号の選択

 

午前と午後の相違点としては、午前は一問一答形式で幅広い知識が満遍なく問われるのに対し、午後は各分野ごとにそれぞれ考察を必要とする問題が選択され、解答者が解く大問を選択できるということです。 

双方ともに必要とされる知識量が多く、大量のインプットを必要します。

午前試験を突破するためには、ある程度の幅を持った広く浅い知識が必要となります。

出題傾向としては、過去問が何度も出題されていることから、必要とされている知識が年度によってあまりブレないようです。

 

一方、午後試験の突破のためには、午前試験のために培った基本的な知識を利用しながら特定の分野に対しして深く考察する力が必要です。

また、午前試験ではプログラム言語に関する問題を選択しなければ解く必要は無い、すなわちプログラム言語を学習する必要はありません。

また、回答も記述式ではないので、完璧に理解していなくても消去法的に答えを選べる場合もあります。

 

②参考書選び

わかったことは、

 

・広い知識が必要

・深い考察を必要とするので深い理解が必要

 

ということですね。

 

これを解決するために参考書の選定にかかるのですが、

 

・広い知識が網羅的に記載されている

・理解を試す問題が出題されている

 

という二つを軸に参考書と問題集の選定にかかりました。

以下がその結果購入した参考書です。

知識をひたすら詰め込む系の方は赤入れしたり、適宜解説を書き込んだりするので書籍で購入するのがオススメです。

 (僕の使ったテキストの最新版を掲載しておきます)

 

ニュースペックテキスト 基本情報技術者 平成29年度 (情報処理技術者試験)

ニュースペックテキスト 基本情報技術者 平成29年度 (情報処理技術者試験)

 

 

仕上がってきたら細かい移動時間とかに電子端末でチェックできるのが良いので、Kindle版の一問一答がおすすめです。

時間があるときは用事の合間にこれを利用しました。

 

基本情報技術者 午前 一問一答問題集 2017年度版

基本情報技術者 午前 一問一答問題集 2017年度版

 

 

移動時間にも教科書を読みたいけれど、重いので本は持ち運びたくない方はKindle版でどうぞ。

 

 

ニュースペックテキスト 基本情報技術者 平成28年度 TAC出版

ニュースペックテキスト 基本情報技術者 平成28年度 TAC出版

 

 

過去問はネットを探せば出てくるし、あえて買う必要はないかということで買わなかったけれど、解説が欲しい人は過去問解説付きを買うと良いかもしれません。

 

③勉強スケジュールの調整

試験まであと2週間弱。一日6時間の勉強時間を確保できるようにスケジュールを立てます。

当時は大学4年の10月で、卒論を書きつつ余った時間で勉強するという感じでした。

このスケジュール立てをしっかりやらないと計画通りに勉強を進めることはできません。

 

④基本知識を覚える

解くべき問題には、


・覚えないと解けない問題
・覚えなくても解ける問題 


に2つがあります。


だから、覚えるべきこととそうでないことを明確にしていき、覚えるべきことは徹底的に覚える必要があります。

 

まずひたすら読む

覚えるべきことを覚えるために、まずはひたすら読むことを始めます。

 

叩き込むための方法ですが、例えばテキストが700pあり、期間が10日しかないときにやりがちなミスとしては、

 

1日に70ページ理解しようとすること

 

です。

 

これは各種知識詰め込み型の学習時に失敗しがちな誤りであり、大量の情報を詰め込むときにそれを小分けにすることによって記憶していくことは難しいということを意識する必要があります。

 

その理由としては、1回限りの学習ではたとえその場で記憶できたとしても1週間後には3割程度も忘れてしまうからです。

 

(詳しくは忘却曲線とかでググってください)

 

重要なことは、できるだけ多くの情報を短時間で詰め込み、それを時間の限り繰り返す

ということです。

 

次にひたすら解く

 

テキストの1/3くらいのそれなりに区切りがいいところまで読めたとすると、読んだ内容に関してひたすら問題をときます。

先ほどのテキストの問題と、一問一答でひたすら解く。

ここで問題を解く目的は3つあって、

 

・覚えられてない箇所を明確にする

・覚えても解けない箇所を明確にする

・覚えた知識を定着させる

 

という3つです。

 

先ほども述べたように、覚えなければならない箇所とそうでない箇所を効率的に見定め、知識を最短時間で定着させる方法は、ひたすら解くということです。

 

またひたすら読む

覚えるべき箇所を問題を解くことによって明確にしたら、またひたすら読むことによってさらに知識を定着させます。

 

繰り返す

上記のように、

読む→解く→読む→解く

これを繰り返します。

しかも広い領域で繰り返します。

目安としては2日で全範囲を網羅できるくらいのスピード感で繰り返すことです。

最初はわからないことが多くつらいですが、

徐々にわかる割合が増えてくるので、勢いは増してきます。

 

過去問を解く(10時間くらい)

 

ここまでくると、基本的知識の深い理解が得られているはずです。ここで午後試験の対策に取り掛かかります。

アルゴリズムは特に勉強しなくても考え方さえ分かれば満点を取ることは可能です。

また、プログラム言語の代わりとして受験する表計算は、エクセルの基本知識アルゴリズムの考え方さえわかれば初見で満点を取ることは可能です。

(60時間では表計算対策まで手を伸ばすことが出来ない)

 

結果

冒頭なら書きましたが、上記のやり方で独学、60時間の勉強で午前午後ともに8割の得点率で合格することが出来ました。

(確か79.5点とか、そんな感じだったと思う) 

ただ、このやり方だと試験には合格できますが、知識の定着はあまり起きないので、できることならもっと長い時間をかけて勉強することをオススメします。笑

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