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初心者はFXに手を出さないほうがいいよ

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どうも、クオログです。

 

今日はタマヒュン間違いなしのFXの恐怖を解説していこうと思います。

FXをやろうか迷ってるなら、一読の価値はあるかもしれません。。。

 

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英ポンド/円(GBP/JPY)|1時間足|FXチャート&レート - ザイFX! より

 

最近はマイペースに記事を更新しているので、先月のように毎日記事を書くということもなくなって来ました。

どうぞ気長に、ご覧いただければと思います〜〜

 

FXって何

いろんな取引が電子でできるようになってからというもの、FXという言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

が、FXってなんだよと言われると答えられる方は意外に少ないのかもしれません。

 

FXは二つの特徴があります。

ここでは、理解のためにドルと円を使って説明しましょう。

 

円高か円安を予想する

 

FXの一つ目の特徴、それは円高、円安を予想し、予想と同じ方向へ相場が動くと利益が得られるという仕組みです。

(説明を簡単にするため、対円の取引として説明しています。)

 

例えば1ドル100円の時にドルを100円で買いますね。

 

この後、1ドルが105円になった時に売れば5円とかするというわけです。

 

ちなみに、これが若干わかりにくいところでもありますが、先に売ることもできます

 

1ドルが100円の時に、まだ何もない状態から売ることができます。ただし、必ず買い戻すことが条件です。1ドルが100円の時に売れば、100円もらえます。

 

そして1ドルが90円になった時に買い戻せば、10円得するというわけですね。

 

このように、FXでの取引の基本は、円高か円安か予想するところにあります。

 

レバレッジをかけられる

これが最大のFXの特徴でしょう。例えば1ドル100円の時に1万ドル買おうと思えば100万円かかりますよね。

 

しかしFXの場合は証拠金というお金を用意すれば、その証拠金を担保として多額の取引を行うことが可能になります。

 

どれだけレバレッジ(倍率)をかけられるかは、法律によって規制されていますが、2016年現在では、25倍までの取引が可能になっています。

 

つまり、1ドル100円の時に1万ドルの取引を行おうとすれば、100万÷25=4万円の証拠金があればよいということです。

 

1万ドルの取引をすると、例えばドルが101円から102円に上がったとすると、

事前にドルを買っていたならば一円儲かり、売っていたならば一円損します。

インパクトがかなり出てきます。

 

口座を用意するだけ。だから厄介

これら二つの特徴のあるFXですが、口座を用意し、あとはその口座に入金するだけで簡単に取引を開始することができます。

 

ちなみに、いろんな記事でよくFXの口座を紹介し、開設を誘導しているのは、記事を書いた人に対する口座の紹介料が高いからです。

 

口座の開設はよく考えてから行ってください。

※口座開設だけなら問題はないので取引は慎重に行ってください。

 

初心者は思う「勝てそう」

 

「円高と円安を予想するだけ?勝率5割じゃん!勝てそう!」

そんな声が聞こえてくる気がします。

なぜなら僕も過去にFXに手を出し、そして市場から撤退を余儀なくされた一人だからです。

これからどうして初心者がFXに勝てないか、それを解説していこうと思います。

 

勝率は5割ではない

相場の上げ下げを予想するのがFXの原則です。

上がるか下がるかが仮に同じ確率だったとしましょう。

 

この場合でも、勝率は5割ではありません。

5割を下回ります

 

これは、ルーレットと同じような原理です。

何が同じような原理かというのは後ほど説明します。

 

ルーレットをカジノ、もしくはゲームセンターでプレイしたことがある方もいると思いますが、

 

ルーレットのそれぞれの目には赤か黒の色が付いていますよね。

 

赤もしくは黒にかければ、勝率は5割でしょうか??

違いますよね。なぜなら、0や00の目があるから実際には赤も黒も5割を下回ります

 

このようにルーレットの例を挙げて説明をしたのは、ルーレットとFXが見かけ上勝率が5割に見えるという点が似ているからです。

 

ではどうしてFXの勝率は5割ではないのでしょうか。

それは買いと売りの値の間にスプレッドが存在するためです。

 

よりわかりやすい例でいうと、空港の両替ですね。

空港だと円からドルに帰るときは1ドル104円でドルから円に戻すときは1ドル98円とかなわけです。

 

だから、ドルにした瞬間に円に戻しても損しますよね。

 

この差額は手数料であり、両替業者の利益となります。

 

これと同じことがFXでも起こっており、今の両替の例での差額、手数料と説明した額が、取引をする人がFXの業者に払う手数料です。

 

この手数料がある限り、例え相場が上下する確率が5割だったとしても勝率は5割とはなりません。

常に手数料分の利益をマイナスされているのと同じだからです。

 

実際にはスプレッドは、ドルを売買する場合だと0.3銭とかそれくらいですが、1万ドルの取引を行うと1ドル0.3銭のスプレッドは1万ドルあたり30円となります。

 

一番儲かるのはFXの業者ですよね。

僕の大好きな映画のウルフオブウォールストリートで主人公のジョーダン・ベルフォートの上司がジョーダンに言った言葉が核心をついています。

「顧客を観覧車にのせ続けて回し続けろ」

これは顧客に取引をさせ続けろという意味ですね。取引をさせ続けている限り、証券会社は手数料を得続けることができるのですから。

 

相場の上下は5割ではない

また、もう一点似ている点があります。

ルーレットの例で説明しましょう。

 

先ほど、0や00の目がいるせいで赤黒のどちらかにかけたとしても勝率が5割ではない、実際には5割を下回ると説明しました。

 

では、仮に0や00の目がなかったとして勝率は5割となるでしょうか。

 

答えはNOです。

 

この理由は、等確率で赤もしくは黒の目に落ちるような精密な機械を人間の手で作ることが極めて難しいからです。

 

また加えて言えば、ディーラーの癖など、勝率を変動させる要素は他にもあるでしょう。

 

この例と同じように、FXにおいてある局面で相場が上昇するか、下降するかは実は五分五分ではありません

※勝率の話ではなく上下する確率の話ですのでご注意。

 

なぜなら相場はサイコロを振るように完全にランダムに決まるのではなく、何らかしらの影響を受けて上下が決定するからです。

 

この、ある局面において勝率が5割ではないという点ではFXはルーレットと似ていますね。

 

プロに勝てるか

このように、単純な勝率が5割を少し下回るような取引でも勝算があります。

 

これは先ほどの説明のように、上下する確率が単純に5割とはならず、何らかしらの影響を受けて実際にある局面においてはどちらかに触れる確率は5割を超えているはずだからです。

 

プロの仕事は、単純にやれば勝率が5割を下回るFXという取引において、勝率を50%よりも引き上げることです。

 

このようなプロに勝たない限り、初心者がFXで収入を安定的に手にすることは不可能です。

 

シミュレーションと現実

FXをやってみたいけど、いきなりやるにはハードルが高い、そんな人のために、自分のお金ではなくバーチャルで取引を体験するようなアプリとかが用意されてるんですね。

 

お金を一円も使わずとも、仮に自分が10万円持っていた場合に取引したらどうなるか、というように自分のお金であること以外はほとんど実際の取引と同じように取引することができます。

 

シミュレーションは勝てる

 

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上の写真のように、為替は円高にふれたり円安にふれたりしますが、それなりの幅を持って上下に動くので、どこかのタイミングで買おうが売ろうが、高い確率でその後に上に行ったり下に行ったりするので、

 

待ちさえすれば基本的には得することができるんですね。

 

待てないのが現実

シミュレーションでは百戦錬磨、万全の状態で実際のFXに参入してくる方はたくさんいます。

 

あるいは、実際の取引をする前にシミュレーションで練習し、シミュレーションでは勝てるようになってきたから実際にやってみよう!なんで人も。

 

甘いですね。

 

夜も寝られないプレッシャー

FXは月曜の朝から土曜の朝まで、休むことなく相場が動くので、それに合わせて取引をすることができます。

 

だから、寝る時に3万ドル買って朝起きた時には3万損するなんてこともザラに起きるわけです。

 

こうなってくると寝たはいいけれど相場が気になって寝られないということが起こります。

 

ちょっと寝られたと思っても、朝方の眠りが浅くなってきた頃に気になってスマホに手が伸びるわけですよ。

 

そしてスマホから損益状況を見てまた寝るというわけです。当然、これではあまり寝た気もしません。

 

プレッシャーに負けて決済する

 

FXでは、最初に売買してから、(ポジションを取ると言います)実際に決済するまでは含み益、含み損という形で扱われているので、

 

この時点では口座のお金が増減することはありません。

 

先ほども説明したように、FXでは証拠金という形で相場によって定められた証拠金を口座に蓄えておく必要があります。

 

証拠金の維持率は含み益や含み損を含んだ額です。

 

例えば4万円だけ持っていて1ドルが100円の時に1万ドルドルを買ったのちに1ドルが98円になったとしましょう。

 

この時、2万円の含み損が出ますので、実際の証拠金の維持率は約50%(2万円/4万円)となってしまいますので、2万円の追加のお金を入金し証拠金を維持できない限りは、だいたい翌日には強制決済が行われてしまいます。(FXの仲介業者によります)

 

基本的には翌日までに入金というルールですが、含み損が短期的に大きくなり、証拠金の維持率が約20%を下回ると、ロスカットと呼ばれる強制決済が行われます。

 

取引を行う上では強制決済という恐怖と戦い続けなければなりません。

 

取引を始めると常にロスカットの恐怖がつきまといます。特に最初の証拠金の額が小さいほど証拠金の維持率は小さくなりますから、ロスカットに対する恐怖は大きいです。

画面に表示される含み損の赤字の恐怖は、シミュレーションでは味わえず実際の取引を行わないと分からないものがありますが、

 

一方、含み益が出ている時の心理状況はこれと真逆です。

 

本当にハッピーです。

含み益と含み損の心理的な差はとてつもなく大きいです。

胃が痛くなるほどの恐怖と、スキップしそうになる喜び、これを1日に何回も繰り返すわけです。

晒されるストレスは相当大きなものになります。

 

こうして僕のような初心者は、含み益が小さいのに、損になるよりはマシだと思って小さな含み益で決済し、含み損が少し出ているのに、まだ盛り返すだろうと願いながら気づけば大きな含み損をかかえ、やむなく決済を行う。

 

これを繰り返し、一瞬でお金を失います。

 

基本的にFXでは、最初に預ける証拠金以上に損失が出ることはありません。

 

しかし、一瞬のうちに証拠金が無くなることはよくあります。

 

20勝1敗でも負ける、それがFX

為替市場にはとてつもなく大きな金が流れ込んでいるので、例えばあなたが1億円分のドルを購入したとしても、ドル円の値動きはほとんど無いに等しいでしょう。

 

しかしながら、国レベルで市場に介入してくるような、桁違いの金が市場に流入してくる場合にはとんでもない値動きが起こります。

 

2016年10月7日(金)午前8時4分に、ポンドがとてつもない値動きをしました。

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英ポンド/円(GBP/JPY)|1時間足|FXチャート&レート - ザイFX! より

数秒のうちに10円下落です。

10円ですよ。

 

例えば130円でポンドを5万ドル持っていたとした場合に、この一瞬の間に、含み損は50万円に上ってしまいます。

 

証拠金に余裕がなければ、たったこの一瞬でロスカットです。

 

散々上で勝率の話をしてきましたが、例えそれまでに20連勝、一回5000円の利益を得てきたとしても、この数秒で一気にKO負けです。

 

資金力のない初心者は一瞬で闇に葬られます。

 

これほど激しい値動きはなかなか起こりませんが、FXをやっていると1-2円の値動きは結構頻繁に起こります。

 

そしてそれまでにコツコツ重ねてきた利益を一瞬で吹き飛ばされ、最初に用意した証拠金の20%くらいの金だけが残ります。

 

吐きそうになります。

 

これを回避するには、例えば100円でドルを買った時は99.5円で決済するような予約注文(逆指値)を新規注文と同時に行う方法がありますが、逆指値注文を入れていない場合には大ダメージを受けてしまうのです。

 

しかし、、、これが最もFXの怖いところかもしれませんが、ごく稀に逆指値注文が機能しないばかりか、証拠金を超える損失が出ることもあります。

 

稀に証拠金以上の損失が発生する

 

基本的には証拠金の一定額を下回ると自動でロスカットされるような仕組みになっていますし、

 

基本的には指値、逆指値注文(購入もしくは売却する価格をあらかじめ指定しておくこと)は指定した値のほぼぴったりの値で決済を行うことができます。

 

しかしながら、上述のように短期間に相当大量の取引が発生した時、もしくはシステムダウンが発生した時にロスカットや逆指値注文が間に合わず、想定より大きな損失が出たり、場合によっては証拠金以上の損失が発生することがあります。

 (後者の場合に取引している人が被る損失を本人が負担すべきかどうかという議論はあるでしょう)

 

これがFXをやる上では最も怖いところかもしれません。

 

為替市場にはストップ安はありませんから、どこまで通貨が下がるか上がるかは誰にも予想できませんから、こういう大幅な値動きは相当怖いです。

 

興味がある人は『FX 溶かした』とかで検索すると、全財産をFXでパーにしてしまった人の悲痛な叫びが見られますので、そちらも合わせて見た上で、FXをやってみるかを考えてみると、良いと思います。

 

以上です〜